2022/10/02 12:00


コロナ禍で健康に関心が高まるなか、腸の状態と身体―心の健康がつながっていることが知れ渡り、腸活が話題になっています。
腸活といっても食事や運動、十分な睡眠など色々対策が考えられているようですが、多くの人が意識しているのが「食生活」です。
腸活食材といわれる納豆やヨーグルト、チーズやきのこパイナップルがあげられますが、食物繊維やオリゴ糖を含むもので発酵によって作られる食材が多いようです。
これらは腸に有用な成分で、腸の動きを助けてくれる効果があります。
中でもお米と麹菌で作られる(発酵させて造られる)米麹甘酒は、貴重な腸活飲料です。

米麹甘酒に含まれる食物繊維やオリゴ糖が善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やすことで腸内環境を整えます。
その中で短鎖脂肪酸αの一つである酪酸は大腸の細胞のエネルギー源で、腸粘膜の修復やバリア機能を高め、腸内を酸性に保つことで悪玉菌の増殖を防ぎ、発がんを抑える働きがあるといわれています。また腸の蠕動運動を促すので便秘対策にはうってつけです。
その上、免疫バランスを調整するためアトピーなどの予防・改善に役立ちます。

血糖値を下げるインスリンの分泌を促す「インクレチン」というホルモンを増やす作用は、糖尿病の予防・改善に役立ちます。
ところで米麹甘酒の食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。
水溶性食物繊維は腸内の菌のエサとなり善玉菌を増やし、不水溶性食物繊維は固くなった便を柔らかくして排便を促してくれます。この二つの働きで腸内環境が健全に保たれ排便の改善が期待できるのです。
米麹甘酒で発酵されたデンプンやたんぱく質は、糖やアミノ酸となり、腸に負担をかけずに吸収してくれるので、そのまま腸を元気にしてくれます。
胃腸の働きを助ける酵素やビタミンB群を豊富に含んでいるため、タンパク質や糖類、脂質の代謝には欠かせないものです。
代謝・燃焼の促進で肥満の解消や、疲労や夏バテの回復にも効果的なのです。

腸活の案内をしたのですが、米麹甘酒は飲む人の期待を裏切ることはありません。
米麹甘酒の飲み方は自由です。そのまま飲んでも良し、豆乳や牛乳で割ったりヨーグルトや果物を入れて飲むなり、お茶やハーブティーと割って飲むのも美味しい飲み方の一つです。
米麹甘酒は良いことずくめのようですが、腸活や健康を維持するためには米麹甘酒を飲み続けて頂くことが大事です。
一日150cc(コップ一杯程度)の量で済みます。
健康は毎日の習慣が大事なので、生活の中に米麹甘酒を必須の飲料と組み込んで腸活―健康を維持してください。
そんな皆様の腸活―健康に「米麹甘酒あまま」をお役立てください。

※甘酒に含まれているとされる栄養素のご紹介記事となります。
 甘酒を飲むことで、必ずしもお通じがよくなるということではありませんので誤解のないようお願い申し上げます。