2022/08/24 19:26

米麹甘酒に含まれる多くの成分の案内をしています。
栄養成分や効用を知らずに飲むのではなく、賢い健康生活に欠かせない米麹甘酒の成分を知ってもらいたいと願っています。

タンパク質が分解されてアミノ酸が作られ、私たちの体の内臓、骨、血液、ホルモン、神経物質、遺伝子などが作られます。アミノ酸20のうち、体内では合成できず、必ず食事から摂取しなければならないのが9種類の「必須アミノ酸」です。

必須アミノ酸
「ロイシン、バリン、スレオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、イソロイジン、メチオニン酸、トリプトファン、リジン」
これら9種類のアミノ酸には、疲労回復、筋肉増強、脂肪燃焼、うつ症状の改善、肝機能の向上、成長促進、精神機能の正常化、PMS(月経前症候群)の諸症状の改善、集中力・注意力の向上、受精率の向上、ヘルペス・湿疹の改善、自然治癒力の向上、慢性関節リウマチの予防・改善など、多方面に渡る様々な効果・効能があります。
不足すると・肌や髪のパサつきが気になる・夜寝つけない・肝機能が低下す・筋肉量が減る・集中力や思考力が低下する・ストレスが溜まりやすい等の症状が現れます。
まずはその甘酒に含まれている9種類の必須アミノ酸の特徴や効果を見ていきましょう。

ロイシン
ロイシンはBCAAと呼ばれる、分岐鎖アミノ酸のひとつです。
BCCAとはバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類の総称で、筋肉の代謝や合成などに関係している必須アミノ酸のことを指します。
その中でもロイシンは、筋肉の増強や疲労回復に効果があるだけでなく、肝機能の改善やダイエットやストレス改善効果も期待できると言われています。

イソロイシン
イソロイシンもBCAAのひとつなので、筋肉増強や疲労回復に効果があると考えられています。
また、イソロイシンの場合、バリンやロイシンよりも効率よく筋肉のエネルギー源となるため、身体や筋肉の成長促進効果も得られると言われています。
そのほかにも、イソロイシンには肝機能を向上させたり、集中力を高めたりする効果も期待できるそうです。

ヒスチジン
ヒスチジンは必須アミノ酸の中で唯一体内で合成することができる成分です。
ただしそれが可能なのは大人だけで、乳幼児は体内で十分な量のヒスチジンを作り出すことはできません。
ヒスチジンは子供の発育に必要不可欠な栄養素であるだけでなく、集中力や記憶力向上にも役立つため、子供が積極的に摂取したい成分と言えます。
また、ヒスチジンは発酵・分解することでヒスタミンという成分を形成します。
このヒスタミンは満腹中枢を刺激し、食欲を抑制する働きがあるほか、脂肪燃焼を促す作用もあるので、ダイエットに効果的です。
さらにヒスタミンには血管を拡張させる働きもあるので、血圧を下げる作用も期待できると言われています。

リジン
リジンは抗体やホルモン、酵素などを作るための材料となる必須アミノ酸なので、ケガをした時の修復力を向上させたり成長をサポートしたりする効果が期待できます。また、肝機能をサポートする働きもあると言われています。

トリプトファン
トリプトファンは脳内の神経伝達物質の材料となる必須アミノ酸で、精神機能を安定させるだけでなく、うつ病や不眠症の改善にも役立つと言われています。
また、月経前の不快な気分を落ち着かせるなど、月経前症候群(PMS)の改善効果も期待できます。

フェニルアラニン
フェニルアラニンもトリプトファンと同じく、脳内の神経伝達物質の材料となる成分で、気持ちを落ち着かせたり軽度の鬱状態を改善したりする効果があると言われています。
そのほか、集中力や記憶力を高める効果も期待できるそうです。

バリン
バリンはBCAAのひとつで、筋肉の増強や疲労回復に効果がある必須アミノ酸です。
また、バリンにはコラーゲン同士を結び付ける働きがあるので、美肌を作る作用も期待できると言われています。

メチオニン
メチオニンはうつ症状の改善やアレルギー症状の緩和に効果が期待できる成分です。
そのほかにも、メチオニンは肝機能の維持や発毛などにも効果的だと考えられています。

スレオニン(トレオニン)
スレオニンは成長を促進する作用がある成分で、トレオニンと呼ばれることもある成分です。
また、スレオニンは肝臓への脂肪蓄積を防ぐ作用もあるので、脂肪肝の予防にも効果的だと言われています。


そのほかにも、甘酒にはアルギニンやグルタミン、シスチンなど、免疫効果を向上させる働きがあるアミノ酸も豊富に含まれています。
体内では作ることのできないと言われる必須アミノ酸を米麹甘酒は提供します。
ご家族の健康の真っただ中に「米麹甘酒あまま」を置いてください。お子様、ご両親、ご夫婦皆様の健康にお役に立っています。

※甘酒に含まれているとされる栄養素のご紹介記事となります。
 甘酒を飲むことで病が治るであったり、必ずしも体調がよくなるということではありませんので誤解のないようお願い申し上げます。