2022/08/01 16:18

7月は記録的な暑さを浴びた上に集中して豪雨に襲われ、そして毎日のように各地で地震が記録される月でした。その上にコロナの第7波。
8月は少しでも湿気やわずらわしさから解放されて、おとなしく秋を迎えたいものです。

8月7日(日) 立秋 
 二十四節気のひとつです。8月7日から処暑(8月22日)までの約15日間を指します。暦の上では立秋は秋を迎えることばですが、実際は暑いため立秋の前が最も暑いといわれ「大暑」といい、立秋以降の暑さを「残暑」といいます。
真夏盛りですが、朝晩に秋を感じさせる頃となります。

8月11日(木)  山の日(祝日) 
 1995年に「海の日」が国民の祝日になった事を受けて「山の日」が2014年に制定され、2016年に施行となりました。
日本の国土の7割が山地で、その恵みに感謝し「山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する」趣旨で国民の祝日となりました。

8月13日(土)~16日(火)  お盆
仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)と日本古来の先祖信仰が結びついたもので、日本独自の祝祭日です。
盆踊りは、お盆に帰ってきた祖霊を慰める霊鎮(たましずめ)の行事が、念仏踊りから発展したものです。
日本人は、もともと先祖を大事にするという習慣が長く伝わってきました。それは縄文期の遺跡からもうかがえます。
お盆は旧暦の7月15日に行われていたので、地方ではこの日から始めるところもありますが、新暦では8月半になりますので8月15日を中心に行います。
8月13日迎え盆、8月15日盆中日、8月16日送り盆が一般的です。
お盆の風習は地方によって違いますが、供物を供え、盆提灯を飾ったり、迎え火送り火の行事を組むところもあります。
京都の「五山の送り火」や長崎の「精霊(しょうろう)流し」も送り火のひとつです。
暑い夏ですが、夕涼みにゆかたを着てうちわを扇ぎ、地方では蛍を見ながら自分を生み繋げてくれた先祖の事を思いながら感謝することも、自分にしかできない一年に一度の自分のささやかな行事なのかもしれません。

8月は各地でお祭りが控えています。
特に東北では東北三大祭りがあります。
8月2日(火)  青森ねぶた祭り(→7日)     8月3日(水) 秋田竿灯(かんとう)祭り(→6日)
8月5日(金) 山形花笠まつり(→7日)     8月6日(土) 仙台七夕まつり(→8日)  
8月 9日(火) よさこい祭り (→12日)     8月26日(金) 吉田の火祭り (→27日)

「風鈴の風情」
最近はマンションが増えたせいか、路上で風鈴の音を聞く事がなくなりました。
風にそよぐ風鈴の音は、暑い中でも涼とした風情があります。
昔は厄よけや魔よけとして使われていたもので、お寺の軒につらされた青銅の風鐸(ふうたく)が始まりといわれています。
窓際に小さな風鈴一つかざして小風を音として流すと、届く音色に歩く人も足を止め、先祖・神様も耳をそばだててくれるかも知れません。夏にも風情があるのです。

暑い夏、そんな8月には水分が必要です。人間の体の大半は水で出来ています。
そして確実に養分補給を。江戸時代に幕府公認の栄養ドリンクが米麹甘酒でした。
夏を乗り切るためにも「米麹甘酒あまま」は、そんな大変な時に体の健康をサポートします。
ご家庭に、そしてご家族でご愛飲ください。