2022/06/30 12:24

腸は体のスタミナ源です。
今回は、腸に働きかける米麹甘酒のおすすめです。

「腑(五臓六腑―胃や腸のこと)に落ちない」
「腸(はらわた)が煮えかえる」

沢山の腸にまつわる言葉があります。
腸とそれをつかさどる脳や体の関係を指しています。
ストレスが高まると腸の働きが悪くなり、体を壊します。
ストレスを感じると腸菅運動が異常になり腹痛を訴え、その時腸内では悪玉菌が増え更にストレスが増すのです。
このように腸と運動や感情をつかさどる脳は相互に指示を出し合う関係です。しかも腸では脳に必要な栄養分を作っているのです。

腸では脳に必要なアミノ酸、また神経伝達物質のひとつ「セロトニン」というホルモンを生成しています。
セロトニンは心を穏やかにしてくれるホルモンで、睡眠にも影響を与えるものです。また、腸の働きは自律神経に大きくかかわっています。体をリラックス状態に導く副交感神経と心身の活動を活発化させる交感神経のバランスに関わっているのです。
このように脳と腸の関係の研究も進んでいて、腸の善玉菌を増やすことで認知機能が改善されたという報告も出されています。(2019年国立長寿医療研究センター)
また、うつや自閉症と腸内環境の研究結果もあります。(国立精神・神経医療研究センター)

健康と脳・腸バランスには腸内環境が大事なことは知られていますが、この腸内環境には腸内細菌が大きく影響してきます。
人間の大腸に生息する腸内細菌は2万~2万5000種以上、総重量1.5kgで便1gあたりの腸内細菌は1兆個といわれています。
腸内はこれらの細菌に満ちていて、お花畑に擬して腸内フローラと呼ばれています。
この腸内細菌では善玉菌といわれる菌が健康に欠かせない働きをしてくれています。
善玉菌は「ビヒズス菌」や「乳酸菌」そして「酪酸産生菌」などですが、ビヒズス菌は酢酸を、乳酸菌は乳酸を作り消化・吸収をすすめ、免疫機能の調整をしますし、酢酸は大腸細胞に働きかけエネルギーの基を作り悪玉菌の増殖を抑えたり、ウイルスの侵入を抑えるなどの働きをします。
腸内環境には善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7の割合のバランスが良いといわれ、善玉菌が悪玉菌よりも多い状態では日和見菌が善玉菌を味方することになるので、善玉菌を少しでも多くすることが健康のキーポイントになります。

健康の基本は日ごろの食事ですが、米麹は日本独自の「コウジ菌」の働きでアミノ酸の生成や豊富なビタミンB群等食事栄養への効果的な支えとなる古伝の発酵特品として利用されてきました。
なかでも善玉菌へのサポートは良く知られており、腸の健康から脳をはじめとした体の健康に大いに奉仕しています。
米麹の力は侮れません。
そんな米麹から作られた米麹甘酒をおすすめする所以です。
古来から愛された米麹甘酒です。当社のおすすめする「米麹甘酒あまま」をご愛飲ください。

※この記事は、あくまでも腸内環境を整えることで脳や身体に良い影響を与えるという内容の紹介となりますので、
 病気が治る、うちや自閉症が改善するわけではございません。