2022/06/07 10:28

最近新聞(読売新聞6月3日号朝刊家庭欄)に、酪酸菌(らくさんきん)の効用についての記事が載っていました。酪酸菌は、近年話題になっている腸活菌です。
記事は、高齢になると食物摂取が不足がちになるので「発酵性食物繊維」を上手に取って腸内環境改善や免疫力をアップさせようというものでした。
「長寿者の多い京都府京丹後市の高齢者の腸内細菌を調べたところ、腸の働きを良くする酪酸菌が腸内に多いことが分かった」ことから、発酵性繊維を含む食品を進めた記事です。
日頃、健康に良い食事をすることが長寿につながるので、長寿になったから改めて取るものではないのですが、健康につながる「酪酸菌」の効用を改めて考える機会になります。
記事ではヨーグルトに小麦シリアルを混ぜフルーツをトッピングしたものや、オートミールに和風だしを加えのりをのせた雑炊等幾つかの食べ方を紹介していましたが、基本は「発酵性食物繊維」と日頃の食事の仕方です。

この酪酸菌は、米麹甘酒で腸内環境を改善し生活習慣病を予防することで「健康とは腸内環境を良好に保つこと」を提唱している桑原靖子医師(桑原内科医院副院長)も勧めるものです。
「米麹で発酵させた甘酒は、善玉菌のエサになるオリゴ糖や食物繊維が豊富で短鎖脂肪酸の一つである酪酸を作ります。これは大腸の細胞エネルギー源で、腸粘膜の修復やバリア機能を高め、腸内を弱酸性に保って悪玉菌の増殖を抑え、発がんを抑えます。」
短鎖脂肪酸とは酢酸、プロピオン酸そして酪酸のことで、乳酸菌やビヒズス菌が産出する乳酸や酢酸とは異なる仕方で酪酸は腸内環境を整えるとされています。

米麹甘酒に含まれるオリゴ糖や植物繊維が大腸に届くと酪酸に取り込まれ酪酸を増やし制御性T細胞による免疫寛容に関与して過剰な炎症を抑えるため炎症性腸炎やアトピーの鎮静化に使われています。
また、酪酸は血糖値を下げるインスリンの分泌を促すインクレチンというホルモンを増やす作用があり、糖尿病の予防・改善にも役立っています。

このように聞きなれない酪酸ですが、米麹甘酒はそれを作る成分を含むものとして活躍しているのです。
新聞の記事にもありましたが「発酵性食物繊維(米麹甘酒等)を含む食品を日常的に摂取」することが大事であることと、たまには「白米や麺類をオートミールや大麦ご飯」に置き換えて食べる日常の工夫も提案していました。
新聞の見出しは「発酵性食物繊維」を朝食で上手に取るというものでした。
「発酵性食物繊維は、特に朝食に取ると腸内環境の改善に効果があるという」ことから、朝食から変えるヒントになるかもしれません。
忙しい朝ですが、家族の健康と生活の改善の一つのヒントと考えてください。

そんなご家庭に「米麹甘酒あまま」を、おひとつご用意ください。
「米麹甘酒あまま」は、ご家族の健康を支えます。

※あくまでも酪酸菌が腸内環境をを整えるとされており、癌や腸炎、アトピーが治るというものではないのでご注意ください。