2022/05/25 10:22

老化と長寿に関して甘酒の関心が高いようですが、ここで暮らしの中の健康を考えてみましょう。
令和3年度の厚生労働省のレポートでは、健康年齢が男性73歳、女性76歳を平均としています。健康でいられる平均年齢です。
元気に自立して過ごせる期間ともいえます。

ところで、元気で暮らす75歳以上の割合が2割を超える長寿の村があります。
ここで、老化予防に甘酒が効いているという話から始めましょう。
山梨県棡原(ゆずはら)、ここで作られる米と麹で出来た甘酒を練りこんだ甘酒まんじゅうは村人の好物で、それが長寿のもとになっているというのです。

米麹で作られた甘酒は栄養が豊富だという事は昔から知られていて「飲む点滴」といわれているように、ブドウ糖やビタミン、アミノ酸が活力を与えてくれます。
米麹甘酒にはオルゴチオネインやフェルラ酸という抗酸化成分があり、アンチエイジングには最適ですし、コウジ酸のように紫外線の刺激を抑える成分と作用もあります。
甘酒に含まれる必須アミノ酸やビタミンBは、皮膚や粘膜を保護してくれますし、甘酒自体腸活にも優れています。
棡原で愛される甘酒・甘酒まんじゅうですが、長寿者の生活を見ると確実な健康法が見えてきます。
大事なことは、食事のバランスを取っているということです。
食事の中心が「麦」食であること。斜面の多い山間部なので、育つ麦が食の支流で、食物繊維、カルシュウムやマグネシュウムが豊富です。
そして野菜も豊富。自然の恵み「野菜たっぷり味噌汁」が、生活のバランスのひとつで、入っているホウレン草はカロチンが豊富で老化防止に効果があり、また斜面で栽培されているモヘイヤも長寿の要です。カルシュウムやβカロチンが疲労回復を促します。

このように長寿の里は食事バランスと、自然に即した栄養、そして甘酒まんじゅうが生活を豊かにしてくれているようです。
長寿の県として知られている長野県ですが、これまで減塩運動を進めながら、長野には囲まれた自然で取れる豊富な野菜があり、しかも自給自足で60種類もの野菜を栽培している家庭もあります。
その上で大事なことは、健康に関して適度な運動が必要としていることです。
長寿の里は自然を相手に暮らしているので、日頃の農作業や畑までの往復などで自然に体を動かしているのも健康バランスの要です。

そして大事な事のもう一つはご近所付き合いや助け合いです。
お茶を飲み、せんべいやおしんこをつまみながらの近所付き合いは心の栄養になります。
田舎ならではの精神回復運動なのかもしれません。
田舎では日頃の付き合い方の一つですが、都会暮らしでは近所づきあいは難しいものです。
それでも町会や地域のコミュニティを探し参加するなり、インターネットでバーチャルの(ご近所の)交流ができればおすすめします。時間を見て時間のある時のチャットも気分転換に必要になるでしょう。
都会生活も、気持ちの持ち方ひとつで生活そして生活の仕方も変わるものです。
健康、長寿の秘訣は日常の生活の中にあるのです。

そんな生活を健康から支えてきたのは「米麹甘酒あまま」です。
ご家族だんらんの笑顔のために、ご愛飲ください。

※甘酒に関する情報をまとめており、甘酒による長寿効果を保証するものではありません。