- TOP
- BLOG
2022/04/25 10:07
コレステロールという言葉は新聞や雑誌でよく目にするのですが、健康との関係ではあまり良く理解されていないようです。
コレステロールは人間の体の細胞膜の構築や維持に必要な大事な成分です。しかも、脳・神経系にはコレステロール全量の三分の一も必要とされているのです。
コレステロールにはその働きによってHDLコレステロールとLDLコレステロールがあります。
LDLコレステロールはエネルギーを身体中に運ぶ大事な役割があり、HDLコレステロールはLDLコレステロールを回収します。
コレステロールはHDLコレステロールが善玉コレステロール、LDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれています。
なぜLDLコレステロールは悪玉と呼ばれるのでしょうか。
それは酸化しやすいからです。(通称、酸化LDLコレステロール)。
これが血管障壁に蓄積して血管を狭め、血圧を上昇させてしまうのです。
そのため日頃の食生活では、まずタバコを控え(酸化を促進させてしまいます)、野菜、主に緑黄野菜に多く含まれるビタミンC、ビタミンE、βカロチンという3大抗酸化ビタミンやトマトに含まれているアントシアニン、赤ワインやお茶に含まれるポリフェノールのような抗酸化物質が勧められているのです。
オリーブに含まれるヒトロギシチロソールは血液中のLDLコレステロールの酸化を抑制する成分です。
コレステロールに関してはコレステロール値を低く下げることだけでなく善玉(HDL)と悪玉(LDL)のバランスを取ることが大事で、そのためにも酸化を抑える工夫が必要ということです。
ところで米麹甘酒にはコレステロールを低減する「プロラミン」という成分があります。
2018年3月、金沢工業大学が甘酒に関する学術的な発表を行いました。
この発表では、米麹と甘酒においてコップ一杯(150ml)で便秘改善やコレステロール軽減に必要な一日当たり113mgの「プロラミン」が含まれていて、その機能を発揮するというものでした。
プロラミンは人の消化器官内で消化吸収されにくい「レジスタントプロテイン」と呼ばれる難消化性タンパク質の一種で、これは植物繊維に近い機能のある物質として便秘改善やコレステロール排出促進、肥満抑制効果などの生理作用を促します。
この研究発表では、甘酒の製造方法の違いとプロラミンの量との相関関係を調べた結果、酒粕や他の製造方法を比べるとダントツに米麹甘酒での含有量が高かったとのことでした。
ここでも米麹甘酒のすごさが実証されたのです。
研究発表を行った神奈川工業大学の研究グループ・バイオ化学部応用バイオ学科では、プロラミンを高含有する米麹を使った麹漬の素や甘酒製造の開発をすすめていくとのことです。
米麹甘酒には、このようなプロラミンを含め米麹の成分で抗酸化作用があり麹菌によって作られるペプチドの一種「デフェリフェリクリシン」も含まれています。
この成分は酒造月桂冠の研究所が明らかにしたもので、米麹甘酒に含まれています。
米麹甘酒がコレステロール値を抑え、酸化を防ぐ効果があることがお分かりいただけたでしょうか。
血圧やコレステロールを気にされる方がいらしたら、是非「米麹甘酒あまま」をおすすめ下さい。健康を心配するあなたの気持ちが伝わることでしょう。
「米麹甘酒あまま」は飲み続けることで、含まれている成分の成果が発揮できます。ご家庭に「米麹甘酒あまま」、ご家族でご愛飲ください。
※あくまでも発表された内容を基にまとめた記事となります。血圧やコレステロール値が改善される保証はございません。
誤解のないようにご注意ください。