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2022/03/08 17:57
私達の命を預かる脳。脳への働きと効用を考えてみます。
脳の働きへは、栄養を食事から考えることが必要です。その時に甘酒の役割を理解してもらえると思うのです。
脳の構成と働きには、基本的な要素としてブドウ糖、脂肪酸、リン脂質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが必要です。
脳の体重に占める割合は2%に過ぎないのですが、エネルギー消費量は20%になります。
しかも、脳は睡眠中にも休むことなく働いています。
脳は基本的にブドウ糖しかエネルギーに使うことが出来ません。
したがって朝食を食べる事で炭水化物・ブドウ糖をしっかり取り、野菜等を併せ取ることで一日の活気が始まるので、その案内をしましょう。
人間の体は脳以外の臓器では、タンパク質(アミノ酸)や脂肪(脂質)がエネルギーとなりますが、脳は血液、脳関門といわれるところでチェックがあり、エネルギーの栄養素としてはブドウ糖以外のものを通しません。
ブドウ糖は脳の大切なエネルギー源なのです。
ブドウ糖が不足すると脳はエネルギーを作ることが出来ず思考力が低下し、集中力が欠け、やる気が起きずイライラするなど仕事や勉強もはかどりません。
そのため、脳に一定量のブドウ糖を確保・補給するために、食事で摂取量が多い場合には肝臓や骨組織にコラーゲンとして蓄えられ、不足すると補充するというように血液での糖量は一定に保たれるようになっています。脳の活動とブドウ糖は不可分の関係にあります。
これは体全体の機能を正常に維持するためにも脳の機能保全―ブドウ糖が必要なのです。
脳は基本的にブドウ糖しかエネルギーに使うことが出来ないのです。
ブドウ糖の原料になるのは、ご飯などの炭水化物です。最近、お米が日本人の健康を作ってきたという本が出ていますが、正論です。最近西洋化の下、ご飯を食べる人が少ないのは悲しいことですが、日本の食料自給率が37%というのも不安です。(ちなみにカナダ200%、アメリカ、フランス100%です。)
脳でブドウ糖が代謝されるのに必要な栄養素がビタミンB群です。
特に必要なのがビタミンB1とB6です。
ビタミンB1はブドウ糖をエネルギーに変換するのに必要です。
これは食物では、豚肉、ウナギ、タラコ、のり、大豆などに含まれます。
ビタミンB6は炭水化物のデンプンを分解に必要な成分で、マグロやカツオ、イワシ、鮭、ゴマ等です。
これらの成分が無ければブドウ糖は十全な働きが出来ないのです。
ところで、脳の50%は脂質でできています。
そのために良質な脂質を摂る必要があります。
なかでもレシチンは神経伝達部質アセチルコリンを作る材料です。このアセチルコリンが少なくなった状態がアルツハイマー型認知症といわれています。
レシチンは学習能力や記憶力を高めることで知られています。これには大豆や卵黄がしられています。摂取対象は卵黄、大豆、納豆、ホウレンソウ等です。
このことから、脳をはじめとして体の健康と活力を高めるために日頃の食事が大切なことが分かるのですが、そのためにも米麹甘酒の持つパワーを理解していただきたいと願うものです。
「米麹甘酒あまま」は、豊富なブドウ糖とビタミンB群やミネラル等をあまねく兼ね備えています。
ご家庭の食事の増補材として、そしてご家族の健康のために「米麹甘酒あまま」をお飲みください。