2022/02/17 09:00

コロナ過、オミクロン株で世間が慌ただしい中です。息苦しい世相です。
そんな時こそ、渦中から離れ一息つきませんか。
ストーブを囲み、もちろん手には温めた甘酒かスパークリングカヤマが最適です。

二日酔いものかわ花のあるあひ(い)だ
松尾芭蕉の句です。桜の咲いている間、二日酔いなど気にせず桜を楽しもうというものです。
そして芭蕉の句。月花もなくて 酒飲むひとりかな
芭蕉の弟子で大酒飲みの宝井其角の句です。
酒を妻妻を妾の花見かな

いずれも桜・花をだしに時を楽しもうという句でもあるのです。

ほっこりまったりして、暦でも見ながら時の移ろいを感じてみませんか。
今年の二月は28日までです。
29日があるのはうるう年で、四年に一度訪れます。
太陽の周りを地球が一周する期間は365日ですが、正確には365.24日です。
一年で約6時間づつ増えていくので、その調整を四年に一度足すのが(6時間×4=24時間=1日)うるう年です。
それでは二月29日に生まれた人は四年に一歳ずつ年を取るのか、うるう年にまとめて四歳年を取るのか。ちと心配ですが、安心してください。
これには「年齢計算に関する法律」(明治35年法律50号)によって二月28日の24時をもって年を取ります。

今年も短い2月ですが、暦の上では色々あるのです。
それでは2月の24節気は何でしょう。
夏至と冬至を軸にひと月に二回訪れる24節気は、2月4日の「立春」と2月19日の「雨水(うすい)」です。
立春は旧暦の年の始まりで、この日を過ぎてから吹く強風を「春一番」と呼びます。
「夏も近づく八十八夜」のお茶摘みの歌は、立春から数えて88日という意味です。
立春から2月いっぱいは余寒見舞いとなります。
「雨水」は降る雪も雨になることを表していて、春の近いことをいっているのです。

2月上旬は札幌の雪まつりですが、今年はコロナ過で中止です。
しかし雪像は2月半ばまで見られました。

2月8日は針供養の日。
この日は年を司る年神様の神事を納める日「事納め」が2月8日で、神事が終わると人々の日常が始まるとされてきました。古いしきたりなのです。

2月14日はバレンタインデーですが、古くから仏教では「涅槃会(ねはんえ)」です。
ほとけさまの亡くなった日とされ旧暦の2月15日なので、新暦では3月となり3月15日に行う寺院もあります。
秋田県横手市では450年の歴史を持つかまくら祭りで、甘酒や餅を振る舞う行事があります。

2月22日は猫の日。猫の鳴き声「にゃんにゃん」から来たといわれています。
大阪では「猫の日落語会」があり、岡山県の招き猫美術館では猫の日無料開放となります。

2月23日は「富士山の日」で、語呂合わせの「2(ふ)2(じ)3(さん)」からきています。
1998年に静岡県と山梨県が共同で制定した日で「富士山憲章」も作られ、また今上天皇の誕生日でもあるので様々なイベントが行われます。

2月ひと月を暦で見ると楽しい行事が控えています。
慌ただしい世の中。ここはひとつくつろいで、ほっこりと楽しむ時間を作ることも必要かもしれません。
ただこれには条件があります。
心に余裕を持たせるには健康でなければ優雅に時を楽しむことが出来ません。
健康こそが大事な条件です。実は当たり前の事かもしれませんが、疎かにされてきました。
健康があってこそ、ほっこりとした時を楽しむことが出来るのです。
そのためにも、健康を育む健康飲料「米麹甘酒あまま」をご家庭に一つ、ご自身とご家庭のためにお使いください。