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2022/01/17 17:41
1月20日は甘酒の日です。
甘酒を仕込み、飲むのに適した日として登録されました。
ところで1月20日は「大寒」の日でもあるのです。
「大寒」は二十四節季の一番最後の節季で最も寒い時期を意味しています。
この大寒の時期には汲んだ水は腐らないといわれ、味噌や酒など発酵物の仕込みに使われてきました。
大寒の時期は発酵食品の仕込みの時期なのです。
そんな時に甘酒の日が指定されたのはそれなりに意味があるのです。
甘酒はブドウ糖が豊富でエネルギー源として冷え予防に効果があり、適時適切な飲み物となっています。
それは甘酒の寒さや健康に対する歴史的な価値・意味付けに依ります。昔から甘酒は庶民の健康飲料として重宝されてきました。
甘酒と言っても二種類あります。
一つは酒粕から作る甘酒。
これは日本酒の醪を搾った後に出来る酒粕に砂糖を加えて作るもので、これにはアルコールが含まれます。
もう一つは米麹から造られる甘酒で、これにはアルコールは含まれていません。
米麹甘酒は「飲む点滴」と言われているように栄養満点、栄養の王様です。
原材料はお米と米麹と水で、蒸しあげたお米に麹を加えて発酵させることでデンプンが分解され糖化し甘みが造られます。甘酒の自然な甘味です。
この甘味の成分はブドウ糖でエネルギーとなるのです。
その上麹菌が醗酵する過程でタンパク質が必須アミノ酸に分解され、ビタミンB1.B2.B6が造られるので「飲む点滴」と言われるのです。
米麹甘酒に多く含まれるビタミンB群はアルコールの代謝を助け、お酒を飲む前に甘酒を飲むと二日酔いや悪酔いを予防してくれます。
皮膚や粘膜の保護、活性化、体力回復にも効果があります。
また、シミの原因になるメラニンの生成を抑え、コウジ菌によりコラーゲンの生成を促し肌に張りを与えるパントテン酸を作り出します。
米杜氏は肌がきれいだというのは麹菌を扱う手作業の結果なのです。
そのことを含め古来から、この米麹甘酒は栄養補給に重要な役割を果たしてきました。
未熟な子供に飲ませたり、夏バテ防止にも効果を発揮します。
甘酒に含まれる米麹から、植物繊維やオリゴ酸で便秘の改善、ビタミンB群による脂質の代謝も期待できます。米麹甘酒あままを飲んで便秘が改善されたというお便りもあります。
健康と美容に効果があるのが米麹甘酒です。
まだまだ寒さは続きます。
寒さの先にある暖かい春を、ご家族皆様が健康で迎えることが出来る米麹甘酒を是非ともお勧めします。
お酒スパークリングかやま、スポーツドリンクニュートリーツ、そして米麹甘酒あままを今年もご愛顧ください。