2021/12/22 17:17

12月は、実は私たちにとって大事な月なのです。
意識するとしないとにかかわらず家中の大掃除にかかります。墓参りにも出かけます。
12月は1年を納め新しい年の門出の準備の年になっています。
これは歴史的にも最後の月に掛ける祈りにも似た月になっているのです。

私達が使っている暦は1582年から使われているグレゴリ暦です。
日本ではそれまでの太陰暦・旧暦から、1872年(明治5年)に太陽暦・新暦に切り替えました。
その時の混乱が伝わっています。
明治5年12月2日の旧暦から翌日を新暦明治6年1月1日としたのです。たった2日の12月です。
12月を年納めの準備をしていた人にとって、あっという間の新年でした。

新暦で見ると2021年12月1日は旧暦では10月27日ごろで、2022年1月3日が旧暦の12月1日に当たります。
この季節感から分かるのは旧暦の12月は厳冬の季節と共に、その先に来る春が見えていた時期でもあるのです。
したがって12月には旧暦に因んだ呼び方が沢山あります。
黄冬、限月、永月、成経月、歳暮などなど。晩冬は冬そのものを表していますが春待月は春を待ち望む月でもあるようです。

山国の虚空日わたる冬至かな    (1932年)  飯田蛇笏(いいだだこつ)
一年で一番日の短い冬至。
陽の照る太陽を見ての句ですが、そこにはこれから日が延びる春への思いが入っています。飯田蛇笏は明治から昭和期の俳人で高浜虚子に師従していました。
冬ながら空より花の散りくるは 雲のあなたは春にやあるらむ   (古今和歌集)  清原(きよはら)深(の)養父(ふかやぶ)
空の向こうから降って来る雪が花に見えるほど春がまじかにあるあるようです。
清原深養父のひ孫が清少納言で1100年前の平安時代の人。中古三十六歌仙。百人一首の36番。

昔から12月は一年を締めると同時に年明けの春を感じていたのでしょう。
12月で馴染みのあるのは「師走」ですが、これは師僧も走るぐらい忙しい12月を表しています。
歳の最後を納めるのに、商人は集金へ僧侶は檀家周りが多忙になります。各家庭では大掃除や障子貼りで大あらわ。会社員は忘年会や仕事納めで大忙し。お歳暮やクリスマスもあります。正月の準備もしなくてはなりません。

12月のデーターで気になる数字があります。
12月の年末に向けて死亡者数が増え始め1月が頂点となるのです。これはどの年を比べてもそうなるのです。
例えば2010年の12月では112,219人の死亡者数で、翌2012年1月では120.391人でこれまでの最高値でしたが、2019年では12月127.236人1月は141.292人と増えています。(労働厚生省人口動態統計月報より)
様々な原因が考えられていますが、コロナ過の今年は受けたストレスも増えどうなるか心配なところです。
12月に必要なのは体力作りです。まず健康で元気を発揮し明るく過ごすことが家族にとっても会社にも必要な事です。
健康づくりには毎日のバランスの取れた食事と、それをサポートできるものが必要です。

米麹甘酒あままは、健康に不安な方も健康を増進させたい方にも必要な要素を含んでいます。
しかもノンアルコールですので老若男女ご利用頂けます。
お酒の好きな方には純米発泡濁酒カヤマをお勧めします。米麹甘酒から造られる醪がそのまま入っています。

この12月を健康に過ごすためにご家族でお試しください。そしてお歳暮やクリスマスの健康をお届けする贈り物としてもご利用ください。

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