2021/11/16 09:00

お歳暮の季節です。
と言うと、えっ今からと驚く方もいるかもしれませんが、東日本では11月下旬から12月20日前後までがお歳暮の時期なのです。
西日本では12月13日から20日前後と違いがあります。
お歳暮を贈るには住んでいる地域を確認する必要があります。
贈る時期や品物に決まりがある地方もあるからです。
元々、日頃世話になっている人や上司に感謝を伝えるためのお歳暮でした。
しかし現在では会社の上司や取引先そして親戚だけだけではなく、実家や友人・知己に贈ることが多くなったといわれています。

お歳暮は、実は古くから伝わる習慣なのです。
お盆の頃のお中元も暮れのお歳暮も、もともと中国の行事から来ています。
お中元は中国の旧暦7月15日の「中元」に仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が結びついたもので、お歳暮は旧暦の1月15日(上元と呼ばれます。中元は7月15日、下元は10月15日)に神様にそえる日でした。
お歳暮は、日本では先祖の霊を迎える「御霊祭」と結びつき年末に物を送る習慣となったものです。
長い歴史と習慣行事なのです。
それまでは感謝を伝える歳暮回りが行われており手土産を持参していましたが、郵便の発達で配送されるようになり手土産が地方まで送られることで今日まで続いています。

お中元もお歳暮も日頃の恩返しの意味が込められていますが、現代ではお歳暮が主軸になっています。
そのお歳暮も感謝の気持ちを伝えることが主なので、海外出張や多忙でお歳暮を送れなかった場合は関東地方は1月7日(幕ノ内)まで、関東地方では1月15日までに表書きを「御年賀」として送ります。
立春(2月中旬頃)までなら「雪中見舞」として送ります。
その場合は、お歳暮として贈れなかったことをお詫びして年明けに贈ることを伝えるのがマナーとなっています。
ただ近年ではお歳暮の言葉を添えてクリスマスに贈る若い人が増えているようで。
欧米のように「メリークリスマス、ハッピーニューイヤー」の感覚が広がっているのでしょう。

それでもお歳暮の感覚は日本人の伝統に根ざしていて、ほほえましいものです。
それではお歳暮に選ばれる定番を調べてみましょう。
(1) ドリンク類
(2) 高級ハムやかまぼこ
(3) お菓子
(4) 乾物
(5) 生活用品

高級ハムやお菓子は、もらう方では喜ぶかもしれませんが、感謝する相手が多いと負担もバカになりません。
ドリンクが喜ばれることを考えると、相手の健康を気遣う心まで届けられるものとして「米麹甘酒あまま」はいかがでしょうか。
年齢、女性、子供を問わず贈ることができます。
また、お酒が好きな方にはカヤマ酒造の「スパークリンカヤマ」はいかがでしょうか。

甘酒の元になっている栄養たっぷりの醪がそのまま入っています。
お歳暮を気楽な贈り物と考える向きがありますが、決して贈ってはならないものもあります。
(1) 靴下や肌着
(2) 刃物やハサミも禁物です
(3) 現金等
靴下や肌着は相手を下に見ているようで失礼に当たりますし、刃物は「縁を切る」という意味になります。現金も同じです。

お歳暮には、贈る相手への健康を願う心遣いの伝わる健康飲料「米麹甘酒あまま」を感謝の気持ちを込めてお贈りください。