2021/11/06 09:00

米麹で造られる酵素はアミラーゼをはじめとしてプロテアーゼ、リパーゼなど30種類にも及びます。
これらの酵素でデンプンをブドウ糖へ、タンパク質をアミノ酸へ、脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解して消化・吸収して栄養物を効率的にエネルギーに変える働きをします。

ブドウ糖は甘酒の栄養成分の20%あり、脳のエネルギー源となる唯一の物質で、運動した後や血糖値が低くなるとエネルギーの補給源となります。

ヒトが体内で作る事が出来ない必須アミノ酸は甘酒での補給で筋肉の増強や精神の健康を保ち、成長を促す中枢を司っています。

第6の栄養素と呼ばれている食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑え、脂肪や余計な糖、ナトリウムを体外に排出する働きをします。
甘酒にはオリゴ酸と植物繊維の相乗作用で便秘や腸活に効果を発揮します。

このように米麹甘酒の効用は多岐に渡るのですが、女性と子供にやさしく働きかけ、その上絶対必要な物が入っています。
葉酸です。

葉酸はビタミンB9とも呼ばれビタミンB群の一つです。
最初にほうれん草から発見されたため葉酸と呼ばれているのですが、この葉酸は水にも熱にも弱い性質を持っています。米麹甘酒にはこの葉酸が入っています。

赤血球の形成に関わっている葉酸はビタミンB12と組むことによる相乗作用で貧血予防やお腹の中の赤ちゃんの脳や神経の発達に欠かせないものです。
このように葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助け代謝に関与してDNAやRNDなどの核酸やたんぱく質の生合成を促進し、細胞の生産や再生を助けることで体の発育に重要な要素となっています。
厚生労働省の食事摂取基準(2020年度)によると18歳以上一日240μg、妊娠している女性は胎児の神経管閉鎖障害や無脳症のリスクを軽減するため一日240μgの摂取が奨励されています。
このように生理時の血球補完と特に妊婦さんへの胎児保管のために葉酸が必要とされています。幼児や子供の成長期に必要な要素でもあるのです。

食事でも海苔やワカメの海藻類や鳥、牛、豚の肝臓や卵、チーズ、バナナなど摂取方法は沢山あり、バランスの良い食事方法が紹介されていますが、葉酸は熱に弱く水に溶けやすいので調理方法は考えて作らなければなりません。

米麹甘酒あままには、葉酸そして相乗効果のあるビタミンB12が備わっているので安心して摂取することが出来ます。
その上アルコールを含みませんので、妊婦さんや子供にも安心してお飲みいただけます。
天然由来の甘さは、心の和む美味しさです。

女性と子供、そして妊婦さんに米麹甘酒あままをお勧めします。