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2021/10/22 12:00
甘酒と日本酒、同じ酒が付いているのに何が違うの?
甘酒には酒粕甘酒と、米麹甘酒があります。
酒粕甘酒は、お酒を造る過程で醪(もろみ)を搾ってできた粕で作る甘酒で、アルコール分が残っています。また、甘みを出すため砂糖を使っています。
米麹甘酒は米麹でお米を発酵させ、お酒を造る前、アルコール分を造る前のもので、麹菌によって発酵から造られた栄養素の詰まった状態のものです。
お酒自体も、そのような発酵栄養素を基にして造られるので適量は体に良いのです。
お酒のイメージは、飲み過ぎや泥酔など嫌な面を想像しがちですが、適量であれば体に良い発酵飲料なのです。
米麹甘酒はノンアルコール、体に良い飲料です。
お酒を造る過程での「酒」の言葉が入って甘酒という説と、古来酒蔵で造られていた甘酒の元・甜酒(たむさけ)ですが江戸前後に甘酒という言い方が使われ出し、今日につながっているという説に分かれています。