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2021/05/19 16:56
ケトン体、日頃聞きなれない言葉ですが最近ダイエット効果があるということでマスコミにも登場しています。
人の体内では、糖質・グルコースが減ると肝臓に貯えられた脂肪酸がエネルギーとして使われケトン体への変換が行われます。
このケトン体の増加が体に良いと宣伝されているのです。
脳神経の異常行動が原因とされるてんかんやパーキソン病そして自閉症に対する改善策にケトン体が期待されています。

先日見たテレビでは、ケトン体は心臓の負担を軽くするという説明がありました。
糖質に変わるエネルギー源としてのケトン体ですが、空腹時や運動時に増加することが知られています。
純粋に増加を知ることが出来るのは断食です。断食・絶食して食べ物を断つと確かにケトン体は増えます。
ただ、食べないでいると命を落としてしまいます。適切な食事と運動が良いということです。
この絶食は、古くはヒポクラテスがてんかん治療に断食を勧めたという記述があり、20世紀に入って断食やケトン食がてんかん治療に用いられています。
糖質制限はダイエットの基本ですが、糖質は脳にとっても体のエネルギーとして必要なものです。
日本人は昔から白米を主食とした食事で糖分をエネルギーとしてきました。
研究調査によると、200年前の平均的な個人の糖分摂取量は年間3.2kgだったそうです。2020年では47~55㎏になっています。
ダイエットを必要としている人が増えているのも分かるような気がします。
断食や絶食はそれなりに意味のあることかもしれません。イスラム教徒は宗教活動として断食月を設けています。
ただ、肝臓に貯えた糖質が亡くなるとそれに代わり筋肉から糖質を作るプロセスに入ると筋肉を分解してエネルギーを作る事になり、それは一日1㎏の筋肉が必要となり筋力・体力を失うことになります。
良好なケトン体の増加を進めるのは、膵臓から出されるグルカゴンが働きインシュリンに代わって血糖値を調整しそのプロセスの中で肝臓がケトン体を生成する「ケトーシス状態」になることが最良の状態です。
このケトン体を作るのは別に大変な事ではないのです。
空腹時や運動時に増加することは知られているのですが、睡眠時にも作られているのです。
それは夕食時と朝食までの時間の間に糖質が消化され睡眠時にケトン体が作られることが知られているのです。
このポイントは、夕食後間食をしない事と夕食には大食いはしない事です。
夕食時から朝目を覚ましで朝食を美味しく食べる時、空腹感があるのがベターです。
そのためにも、食事や健康をサポートしている甘酒をご利用ください。

米麹からの酵素の働きが良好な消化を進め、その結果ケント体を作る条件を作り出します。
その上米麹甘酒は、ビタミンB群やミネラル、アミノ酸等が豊富で、疲労回復、ストレス緩和、便秘予防、新陳代謝を促進し美容にも適した飲料・健康補強材です。
米麹甘酒あままは、一日200mlで健康をサポートします。