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2021/04/27 14:15
現在、お酒やリキュール類は度数や%で表示されています。
この度数や%は同じ内容表示なのですが、お酒の内容表示は国によって違います。
例えばアメリカやイギリスでは、蒸留のアルコール度数を表す単位を「プルーフ」で表示します。
アメリカでは80アメリカンプルーフは1/2のアルコール度数40度、
イギリスでは70ブリティッシュプルーフがその0.571倍でアルコール度数約40度、ウォッカは90プルーフでアルコール度数45度です。
日本ではアルコール摂取量の基準とされる酒の1単位は純アルコール換算で20gですが、この20g摂取に関しての各種酒類の表示が酒類で違ってきます。
ビール、アルコール度数5度なら中ビン1本
500ml
日本酒、アルコール度数15度なら1合
180ml
焼酎、アルコール度数25度なら0.6合
約110ml
ウイスキー、アルコール度数25度ならダブル1杯 60ml
ワイン、アルコール度数14度なら1/4本
約180ml
缶酎ハイ、アルコール度数5度ならロング缶1缶 500ml
飲むお酒の中身を考えて飲むことはないと思いますが、中身を知らないで飲むと次の日に痛い目に合うことになります。
政府は今回、酒のアルコール量について度数だけでなく量も表示するように業界に求めてきました。
「アルコール健康障害対策推進基本計画」で、閣議決定されます。
業界ではgでの表示を軸に調整する予定です。
このgを知ることで、実は私達にもメリットがあります。体調管理考える上での理解を深めることが出来ます。
そのためにも、現在飲んでいるお酒のアルコールg数を把握してみましょう。
計算式
酒の量(ml)×[アルコール度数(%)÷100]×0.8
例えばビール中ビン1本では500ml×0.05×0.8=20 20gです。
アルコールのg数が分かれば体からアルコールが抜ける時間が、おおよそ計算できます。
1時間のアルコール分解速度は、成人男性では6gから13g、成人女性では3.5gから10.5gと言われています。
目安としては、体重(㎏)×0.1が1時間に分解できるアルコール量と覚えておけばよいでしょう。
例えば、65㎏の人は65×0.1で1時間6.5gの分解速度ということになります。
日本酒は1合20gなので20÷6.5で3時間のアルコール代謝時間となります。
これを機会に、これからはアルコールgを把握して健康管理に務めてください。
カヤマ醸造所の純米発泡濁酒かやまは、上の計算式に当てはめると~
700ml×[10(%)÷100]×0.8=56g
アルコール度数が以外に高いのですが、自然の甘さと天然発泡でとても飲みやすいので飲みすぎないようにご注意ください。
お酒が苦手な方は、米麹甘酒あままがオススメです♪
甘酒あまま健康な安全ドリンクとしてアルコールの心配もなく、お子様からお年寄りまで楽しんでいただけます。