甘酒の研究に関して

2021/03/19 12:42

甘酒は古来、庶民に親しまれていました。米麹甘酒です。

近代科学が進み葡萄酒をパスツールが研究し、日本でも日本酒の研究が進み日本酒の科学的な研究が深まる中、甘酒に関しての学術論文も多く出ています。

多くの甘酒が販売される中、その効用が沢山紹介されますが、それらも研究の成果を基にしての案内だと理解してもらいたいと願っています。

様々な雑誌、専門・特集本が出ているので、それを案内するのも大変ですが、その一部を紹介するのも、米麹甘酒に関心のある方への健康管理への案内になると思います。

甘酒の研究の中で成分に関しては今、手元に「麹甘酒に含まれる成分に関して」という論文があります。

米麹甘酒について，抗酸化能や肝硬変患者のQOL向上への可能性が報告されており，高脂肪食負荷マウスにおける体重増加抑制及び脂肪組織蓄積の抑制，高塩分食による血圧上昇抑制，健忘症による記憶障害予防等が報告されていますが、これらの効果に対する成分の分析が行われている論文なので紹介します。

日本醸造協会誌 2017年10月号です。

健康に関しては健康の結果としての肌の管理、特に美肌へのあこがれが女性、最近では男性の関心も高まっていますが、これに関わる甘酒との関係の研究もあります。

これは神戸女子学院人間科学と月桂冠総合研究所が共同で行った研究結果です。

腸内細菌は体内の免疫力の元になり、腸内環境・腸内善玉細菌を増やすことが健康の要と言われていますが、長い人間の歴史と健康そして腸内環境に関して述べている甘酒の楽しいホームページがあるので紹介します。

甘酒に関して様々な研究があり、様々な人が関心を持っていることを知ってもらうことで、ますます米麹甘酒を楽しんでいただきたいものです。
あなたの手元にいつも甘酒あままを。

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