2020/09/21 17:10


米麹甘酒は「飲む点滴」と言われるように栄養価が高く、豊富な栄養素に富んでいます。

麹菌の造り出す酵素は100種ともいわれてみます。

その一つ一つが、人間の体に働きかけます。


<肌美容>

ビタミンB群―ビタミンB1B2B6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン等―は、タンパク質の代謝を促進し、肌の皮膚の元になるアミノ酸の生成を助けます。

米麹に含まれるコウジ菌はメラニンの生成を抑制する作用があり、肌の美白効果が期待されます。

エルゴチオネインは強い抗酸化作用があり(ビタミンE7000倍の抗酸化パワー!!)、肌の老化を抑え、紫外線にも耐える事が出来ます。

ビタミンの一種ビオチンは髪の毛に良く働き、張りのあるつややかな髪を保持します。


<ダイエット>

酵素のリパーゼは脂肪分を消化してエネルギーに変える代謝機能で、皮下脂肪や内臓脂肪を燃焼させることで体重増加を抑え血液中の中性脂肪、内臓脂肪の蓄積も抑えられます。

また、甘酒中のブドウ糖が血糖値を上げ、満足感を覚える事で食べ過ぎを抑える事が出来ます。

以前、実験で目のクマに甘酒が効果のあると報告をした同じ研究グループでのマウスの実験でも甘酒が体重減量の効果がある事が報告されています。

今、甘酒ダイエットが流行っています。


<疲労回復>

ビタミンB1はエネルギーを生産するための代謝を助ける補酵素としての役割があります。

アミノ酸の一種パントテン酸はストレスを軽減し、疲れを癒してくれます。

米麹甘酒を使って料理を作る際には玉ねぎや長ねぎのねぎ類やニンニクなどの香味野菜と合わせると、これらの野菜に含まれるアイリンがビタミンB1の吸収率を高める効果があります。

また、カレーにも玉ねぎが入りますので、カレーに米麹甘酒を加え玉ねぎのアイリンでビタミンB1の吸収率を上げてください。

米麹甘酒はリラックス効果がありますので、お休み前の一杯で寝不足を解消してください。


【ココがPoint!】

米麹甘酒あままを温めてのむ際は人肌ぐらいの温度が適温です。

温度が高すぎると酵素が失活したりビタミンB群が壊れてしまいます。せっかく豊富に含まれる栄養が少なくなってしまうの要注意!