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2020/08/28 11:00
お酒コーナーに行くと、「米だけの酒」と銘打ったお酒が置かれています。
お酒はお米から造るものなので「米だけの酒」も「純米酒」も同じだと思うのですが、実は違うのです。
「純米酒」は「清酒の製法品質表示基準」で、3つの条件が付けられています。
①
使用原料は米と米麹のみ
②
麹米の使用割合が15%以上
③
農産物検査法で3等以上に格付けされた米を使っていること。
米麹の使用割合が15%以上というのは、使われる米を100とすると15%以上の米麹を必要とすることで、3等以上という規定は屑米は対象外と言うことです。
これは、日本酒の地位を守り純米酒の価値を高めるために必要な処置と言えます。
このような規定がなけれは、安かろうまずかろうというお酒が、米から造ったお酒として大手を振って売られることになります。
したがって、表示に関して「特定名称に類似する用語」が禁止されているので、「米だけの酒」という「純米酒」に似た表示も、必ず「このお酒は純米酒ではありませんと明示されているのです。
かやま酒蔵の発泡酒は、醪を濾していないだけで、「純米酒」の製法で造られているのでおいしいのです。
※注※かやま酒蔵の純米発泡濁酒かやまは、清酒ではなく栄養価の高いもろみの残った濁酒ですのでお間違え無いようお願い致します。
ここで、お酒・アルコールの好きなお父さん、お母さんへの提案です。
お子さんへはアルコールのない甘酒あままを、
お酒の好きなお父さんにはかやま酒蔵の純米発泡濁酒かやまを!
甘酒の元・醪を濾していない米麹飲料を家族のだんらんで楽しんではいかがですか。
※注※お酒は二十歳を過ぎてからお飲み頂けます。